2026/02/28 11:43
春先のバックカントリーやツアーで、突然スキーが走らなくなる「板つかみ(掴み雪、ストップ雪、妖怪、下駄)」。 これに対策したいけれど、板掴み用品種の「TUKAMI」「ND-SAKURA」を塗ることで、登行用シールのグルー(糊)がダメにならないか?」と不安に思う方も多いようで、最近お問い合わせが続くため、その技術的な理由を解説します。
1. フッ素不使用だからグルーを傷めない
一般的な滑走ワックスでシールが剥がれやすくなる最大の原因は、含まれているフッ素系潤滑剤(四フッ化エチレン等)です。これがシールのグルーに転移することで、粘着力を低下させてしまいます。 NanoDiaワックスは全てこれらを一切使用していないため、グルーの性質を変えるリスクが極めて低くなっています。
2. 水と反応する「ナノダイヤベアリング」
本製品の主成分である親水性ナノダイヤモンドは、雪氷面との間の「融水」に溶け込むことでベアリング効果を発揮します。 油性のワックスのようにグルーの中に浸透していく性質ではないため、滑走面に定着したシールの保持力を阻害しにくい構造です。
3. 「GECKO」でのテスト済み
代表技術者は実際に「GECKO(ゲッコ)スキーシール」をいつも用いて雪上移動しており、粘着力の低下がないことを確認しています。 また、板つかみ対策用の水性ゲル「DD-TUKAMI」は発売から8年。これまで多くのお客様から、問題なく使用できているとの報告をいただいております。
まとめ
通常の使用範囲ではトラブルなく快適なツアーをお楽しみいただけます。ただし各メーカーのグルー素材の詳細な構成までは非公開のため、初めての使用時は念のため少量でのテスト貼りをおすすめしています。「板つかみ」のストレスから解放され、軽快なツアーを楽しみたい方は、ぜひ「TUKAMI」「ND-SAKURA」の効果を体感してください!

